iPadはビジネスシーンでもエンタメシーンでも活躍してくれますが
子どもたちにっても魅力的なデバイスです。
教育ツールとしての可能性も高く、創造性を育むのに役立ちます。
一方で無制限に使えると様々なアプリやWEBページへのアクセスや長時間の使用など
心配すべきことも多くなってきます。
我が家ではiPadを複数所持している為、
子ども用に使用制限や設定を行い教育デバイスとして活用しています。

通常、Apple IDは13歳未満のユーザーは作成できませんが、
親が作成して使用させるのは可能です
今回はiPadを子ども用の教育デバイスとして活用するための制限方法と活用方法を紹介します。
iPadを子ども用に設定する方法
iPadを子ども用に設定するにはiPadのファミリー共有機能を使用します。
ファミリー共有を活用したiPadの制限設定方法は以下の通りです。
- 子どもに使用させたいiPadで「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」を選択します
- 「スクリーンタイムをオンにする」をタップし、「これは子供用のiPadです」を選択します
- 親のiPadで「設定」>「ファミリー」から管理者アカウントで設定を行います
「ファミリー」に子どものアカウントが表示されます
- 13歳未満の子ども用アカウントを作成します。「ファミリーメンバーを追加」>お子様用アカウントを選択し、画面の指示を送ります
- 子ども用アカウントで以下の制限を設定できます
- アプリの購入承認:「承認と購入のリクエスト」をオンにします
- スクリーンタイム:アプリの使用時間制限を設定できます
YouTubeやゲームアプリなどの使用時間を制限できます
- 休止時間の設定:特定の時間帯でのアプリの使用を制限します
22時以降は使用できないように設定しています
- コンテンツとプライバシーの制限:アプリのインストールや購入、年齢制限付きコンテンツ、WEBサイトの閲覧を制限できます
アプリの購入やアプリの使用時間延長を承認することができます
- iCloudストレージの共有:家族で追加のストレージを共有できます
iCloudをファミリーで共有可能
- 子どものiPadに作成したアカウントでサインインし、設定を反映させます
これらの設定により、子どものiPadの使用を安全に管理しつつ、家族間でのコンテンツ共有も可能になります。
ファミリー共有機能によって、
iPadの使用可能な時間を制限したりアプリごとに使用時間を設定することができます。
定期的に使用状況を確認し、必要に応じて設定を調整しましょう。
iPadを子どもの教育用デバイスとする活用方法
iPadはクリエイティブな用途でもビジネスシーンでも役立つデバイスですが、
子どもの教育用デバイスとしても活用することができます。
iPadを子どもの教育用デバイスとしておすすめする活用方法は以下の通りです。
- お絵描き
- タイピング練習
- 勉強学習アプリ
- プログラミング
お絵描き
iPadの最大の特徴であるApple Pencil。
Apple Pencilを使えば紙に書くのと同じようにiPadに絵を書くことができます。
しかも、何枚でも大きさも自在でいつでも描くことができます。
- MediBang Paint for iPad
- Procreate
絵を描くのが好きで、将来的にデザイナーなどのクリエイターになりたい場合、
レイヤーの概念などを小さい頃から慣れることができます。
また、色彩感覚や空間認識能力の発達、感情表現の練習など、多面的な効果も期待できます。
タイピング練習
学校でもパソコンを使いタイピング練習をする機会がありますが、
早い段階からタイピング練習を始めるのも将来的には良いと思います。
iPadでキーボードに接続すれば、本格的なタイピング練習が可能です。
- 寿司打
- プレイグラムタイピング

将来的にどんな仕事に就くことになっても、大なり小なりパソコンでタイピングする機会はあるでしょう。
小さい頃からタイピングに慣れておくと、将来的に学校でも仕事でも役立つことになります。
楽しみながら身につけられる時期からタイピング練習を始めるのは非常に効果的です。
勉強学習アプリ
iPadには楽しみながら学べる教育学習アプリがたくさんあります。
年齢や学習段階に合わせて、お子さんにあったアプリを選んで楽しみながら学習することができます。
- EIHSOFT 算数ドリル・漢字ドリルシリーズ
- 毎日のドリル
- ビノバ
勉強学習アプリは子どもの学習意欲を高め、楽しみながら勉強できるメリットがあります。
ただし、アプリに頼りすぎず、実際の教科書や問題集などと併用することをおすすめします。
勉強学習アプリは、従来の学習方法を補完し、より効果的な学習を可能にする補助的な使い方がいいでしょう。
プログラミング
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されました。
本格的なプログラミングはパソコンを使って行うのが良いと思いますが、
学校で習うのはプログラミングに必要な論理的な思考です。
iPadのプログラミングアプリでは子どもでも馴染みやすいアプリが多くあります。
- Swift Playgroundsc
- Scratch
- Progate
プログラミング学習は論理的思考力や問題解決能力を養うだけでなく、創造性を刺激し、
達成感を味わうことができます。
将来的なIT社会への適応力を養う上でも、非常に効果的なiPad活用といえます。
まとめ
iPadは、適切に管理し活用することで、子どもの成長と学びをサポートするデバイスになります。
iPadを子どもの教育デバイスとして活用していく為のポイントは次の通りです。
- ファミリー共有機能を活用し、使用時間や内容を適切に管理
- iPadだけでなく、外遊びや読書など、様々な活動とのバランスを取る
- 年齢や興味、能力に応じてアプリや活動を選び、徐々にレベルアップ
- iPadをの使用について、子どもと定期的に話し合い、ルールを共有
- 特にプログラミングなどでは、親子で一緒に学ぶ姿勢が効果的
- 子どもの成長に合わせて、設定や使用方法を適宜見直し
iPadは強力な教育デバイスになり得ますが、あくまでも道具の1つです。
最終的に重要なのは、子どもとの対話や実体験です。
iPadの活用と実生活でのコミュニケーションや体験をうまく組み合わせることで
子どもの健全な成長に役立てることができます。
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