iPad OSが登場してから、よりパソコンライクな使用が可能になったiPad。
タブレットでありながら、
パソコンのように資料を作成することも可能になりました。
私は仕事でMicrosoftのOfficeを使用する機会が多くありますが、
実はiPadでも Officeを使用することが可能で
パソコンと遜色なく資料を作成することができます。
iPadでのOffice使用方法
まず、前提としてiPadでMicrosoftのOfficeを使用する為には、
Microsoft365を契約する必要があります。
そして、 Officeを使用する際には
専用のOfficeアプリをインストールして使用するか、
ブラウザ上で作業するかの2種類の方法があります。
Officeアプリをインストールして使用する場合、
10インチ以下のiPadであれば無料で使用することができます。
ただし、現在(2021年8月)発売されているiPadだと
iPad mini以外は全て10インチ以上のサイズの為、
基本的に無料で使用することはできません。
過去モデルとして無印iPadやiPad proの9.7インチであれば無料で使用することは可能です。
無料版のOfficeアプリを使用する場合は機能に制限があり、
機能の全てを使用することはできません。
まず、Officeアプリをインストールしてみましょう。
App Storeからインストールすることができます。
しかし、インストールしただけでは閲覧することは可能ですが、
編集作業を行うことはできません。
編集作業を行う為には
Microsoftアカウントを作成し、
Microsoft365のライセンス契約をする必要があります。
個人で使用する場合は1ヶ月円1,284円もしくは年間12,984円で契約します。
正直、もう少し安くしてほしいですよね。
ちなみに、企業向けの場合、
Microsoft365に契約するとMicrosoftの様々なサービスを利用することができます。
Word、Excel、PowerPointはもちろん、
OneDrive(1TBストレージ付)やSharePoint、Teamsなども利用することができます。
月額費用としてはなかなか高額ではありますが、
その分、利用できる機能も豊富です。
ただし、iPadのアプリで使用した場合は、
使える機能が限定的だったりします。
その為、本格的に資料を作成する場合は
ブラウザ版を利用するのがオススメです。
iPadで利用できるMicrosoft365の機能
個人でMicrosoft365に契約してiPadで利用できるようになる機能は次の通りです。
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Outlook
基本的にアプリでも遜色なく使用することが可能です。
ただし、前述した通りiPadの場合、
一部機能に制限があったり使い勝手が異なる場合があるので注意が必要です。
個人的にiPadでofficeアプリを使用していて困ったのは
Excelで複雑な関数が使用できない点と
PowerPointでスマートアート機能が使用できない点です。
特にPowerPointは仕事上多く使用するので、スマートアートを使用したいときは
ブラウザ版を使用することもあります。
ブラウザ版は基本的にPC版と同じ機能を使用することができます
Officeアプリ
Word、Excel、PowerPointなどの個別のアプリをインストールして使用することもできますが、
Officeアプリであれば一括で管理することができます。
OneDriveに保存されているファイルにアクセスすることも可能ですし、
Word、Excel、PowerPointの新規作成もできます。
さらにOfficeアプリではiPadのカメラを活用した機能もあります。
それがレンズ機能です。
レンズ機能はiPadのカメラを使用して撮影した画像を
PDFやWordファイルに変換してくれる機能です。
しかもOCR機能が付いているので手書き文字をテキストデータに変換してくれます。
例えば、ミーティングの際に使用したホワイトボードの内容も
レンズ機能を使用すればPDFにもWordにも保存できるので便利です。
今回はiPadで使用可能なMicrosoft Officeについて
簡単にご紹介しました。
アプリの細かな機能などは今後まとめていきたいと思います。
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