毎日使用しているスマホですが、
通信費用に関して少しでも価格を抑えたいと思っている方も多いと思います。
この記事では、現在通信大手キャリアの回線を使用している方が
スマホの通信費を効果的に削減する方法やおすすめプランについてご紹介します。
通信費用を節約するために知っておくべきポイントを見ていきましょう。
各キャリアの格安プランを検討
スマホの通信費を節約するために、最も基本的な方法は
キャリアの格安プランに切り替えることです。
自分の契約状況や利用スタイルに合わせて最適なプランを選ぶことが大切です。
最近では、契約期間2年間の縛りが廃止され、
他社への乗り換え手数料も無料になることが増えました。
ただし、乗り換え手続きには少し手間がかかることがあるかもしれません。
新しいキャリアにスマホを持ち込む場合は、端末の互換性を確認する必要があります。
しかし、同じキャリア内での格安プランに切り替える場合、
ほとんどがオンラインで手続きが完了するため手軽です。
格安プランの注意点
格安プランに切り替えた場合、通常はキャリアメールが使用できなくなります。
ただし、各キャリアでは引き続きキャリアメールを利用できる有料オプションが提供されています。
このオプションは格安プランに切り替えてから31日以内に契約する必要があるため、
忘れずに手続きを行いましょう。
各キャリアごとの節約プラン
それでは、各キャリアごとにおすすめの節約プランを紹介します。
今回紹介していくのはドコモ、au、ソフトバンクです。
それぞれのキャリアごとに20GB以下向けの小容量プラン、
20GB以上向けの中~大容量プランを想定して紹介していきます。
ドコモのおすすめプラン
ドコモでは、通常プランに「5Gギガライト」と「5Gギガホプレミア」などの
小容量と大容量プランがあります。
例えば、「5Gギガライト」を選び、月に5GBまでのデータを使わない場合、
月額料金は5,665円(割引適用後後3,278円)になります。
7GBで5,665円は非常に割高ですね…
データを控えめに使用する方向けのプランですが、
ドコモの通常プランにはそれ以下のデータしか使わないユーザー向けの
格安プランは提供されていません。
そこで検討したいのが「ahamo」です。
ahamoは月額2,970円で20GBまで使用することが可能です。
また、大容量のデータを利用したい場合も
ahamoが選択肢として考えられます。
月額1,980円で月に100GBまで利用可能な「大盛りオプション」が用意されており、
これを追加しても月額料金は4,950円になります。
5Gギガホプレミアは月額7,315円で通信容量無制限なので、
使用できる通信容量が100GBに制限されますが月額2,365円安くなります。
- ドコモの格安プラン「ahamo」月額2,970円で20GBまで使用可能
- 20GB以上使用したい、大容量の通信容量が欲しい場合は「大盛りオプション」で
プラス1,980円(合計4,950円)で100GBまで使用可能
eximoについて
前項で紹介した「5Gギガホプレミア」ですが2023年6月30日で新規申し込みが終了しました。
その代わりに無制限プランとして登場したのが「eximo」です。
eximoは月間の通信容量によって金額が変動するプランです。
- 0GB~1GBの場合…4,565円(最大割引適用後 2,178円)
- 1GB~3GBの場合…5,665円(最大割引適用後 3,278円)
- 3GB~無制限の場合…7,315円(最大割引適用後 4,928円)
これまでの通信容量無制限プラン「5Gギガホプレミア」と同じ金額で
無制限で通信が可能になります。
しかしeximoの場合、ドコモの他のサービスを利用していると
割引が発生して最大2,387円引きの月額4,928円で利用できるのが魅力です。
- 現状、無制限プランはeximoのみ
- 無制限で使用したい場合、割引適用の条件が揃っている場合はオススメ
- 割引条件が揃わない場合はahamoの大盛りオプションで
100GB 4,950円がオススメ
irumoについて
「irumo」はeximoと同じタイミングで登場した小容量プランになります。
それまで小容量プランとして存在した「5Gギガライト」が
2023年6月30日に新規申し込み終了した後に登場したプランになります。
irumoについてもeximo同様に通信容量によって金額が変動します。
- 0GB~3GBの場合…2,160円(最大割引適用後 880円)
- 3GB~6GBの場合…2,827円(最大割引適用後 1,540円)
- 6GB~9GBの場合…3,377円(最大割引適用後 2,090円)
あまりスマホで通信を行わない、基本的に自宅のWi-Fiでしか通信しない場合であれば
割引活用して880円で3GBで運用するのもアリだと思います。
しかし、月に10GB前後使用する場合は
9GBで割引適用後2,090円となる為、20GBで2,980円のahamoの方がオススメです。
ほとんど電話しか使用しない人向けに月0.5GB 月額550円のプランも存在します
- スマホでほとんど通信を行わない場合、最大割引適用で月880円で利用可能
- 月10GB以上使用する場合はahamoの方がオススメ
auのおすすめプラン
auでは「povo2.0」が注目のプランです。
auのどの通常プランを使用していても、povo2.0に乗り換えることで節約できます。
povoはデータ容量の提供パターンが多彩で、小容量から大容量まで対応しています。
povo2.0への乗り換えは、
月3GBから4GBの小容量プラン利用者でも月額料金を大幅に削減できます。
例えば、現在のプランが「スマホミニプラン5G」を利用していて
4GBまで利用すると仮定した際、
割引条件が揃わない場合の金額は月額6,215円(最大割引で4,928円)になります。
しかし、povo2.0であれば3GBを990円で利用できます。
また月20GBほどの中容量利用者で現在のプランが「使い放題MAX5G」の場合、
割引条件が揃わないと月額7,238円(最大割引で4,928円)となります
これをpovoに変更すると150GBを180日間で12,980円で購入するパターンになります。
月換算すると月25GBを2,163円で利用できる計算になるのでお得になります。
ただし、大容量のデータ利用が必要な場合は検討が必要です。
月に25GB以上使いたい、無制限で使用したい場合は
povoの24時間使い放題オプションを上手く使いこなす必要があります。
povo2.0については過去に詳細情報を記載していますのでチェックしてみてください。
- 様々なオプションから必要な通信容量を選択することができる
- 24時間使い放題のオプションを上手く使いこなすと節約になる
- 購入した通信容量には使用期限があるので注意
povo2.0の利用方法
povo2.0への乗り換え手続きはスマートフォンから簡単に行えますが、
SIMカードは別途郵送されます。
また、povoのトッピングには、期間限定で格安なプランや
特定のお店・条件で買い物をした際にギガが受け取れる「ギガ活」というサービスもあるので
活用すれば大幅な節約が可能です。
ソフトバンクの節約プラン
最後に、ソフトバンクの節約プランをご紹介します。
ソフトバンクの小容量プランでは、「LINEMO」の「ミニプラン」がおすすめです。
月3GBまでのデータ使用が可能で、月額料金は990円です。
ただし、大容量プランは提供されていないため、
月20GBほどの中容量利用者は「スマホプラン」を検討することになります。
大容量のデータ利用が必要な場合は、
他のキャリアへの乗り換えも検討する価値があります。
- 小容量プランでは「ミニプラン」月3GB 990円がオススメ
- 大容量プランは存在しないが月20GBほどの利用であれば「スマホプラン」月20GB
2,728円がオススメ
LINEMOの特典
LINEMOの利点の一つは、基本的なLINEの利用において
データ通信を消費しない特典があることです。
LINEギガフリーという特典では、
メッセージのやり取りや写真、音声通話、ビデオ通話などがデータ通信量に影響しません。
その他のプランも検討
これまでに紹介したのは、主要なキャリアの格安プランですが、
auやソフトバンクのサブブランドである
UQモバイルやワイモバイルなども検討する価値があります。
また、楽天モバイルも「Rakuten最強プラン」でデータ使い放題を月額3,278円で提供しています。
どのプランが自分に合っているかを検討し、通信料金の節約を実現しましょう。
まとめ
今回は主要なキャリアの通常プランを利用している場合の
節約方法として格安プランの紹介をしました。
各キャリアとも格安プランが揃っていますがそれぞれ少し特性が異なるので
自分のライフスタイルに沿ったプランを選択するのがポイントになります。
当ブログではiPadなどのガジェットやツール、アプリを
快適に使用するための情報を発信しています。
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