こんにちは。ハリーです。
iPadって本当に便利なデバイスだと思うんです。
サイズが小さく持ち運びが楽でタブレットとして活用でき、
なおかつキーボード・マウスにも対応しているので「パソコン風」にも使用できる。
だからこそ、よく聞かれます。パソコンを買うべき?iPadを買うべき?と。
個人的には「そのデバイスを使って何をしたいか」によって選択すべきだと考えます。
要は人によって選ぶべきはパソコンなのかiPadなのか違いますよ。ということです。
元も子もないので、少し詳細をお伝えします。
パソコンやiPadで何をしたいのか考えるべき
数年前までiPadはあくまでタブレットの域を出ませんでした。
しかし、iPadOSが登場してからは、より「パソコン風」に使用できる環境が構築されました。
ただし注意しなければならないのは、あくまで「パソコン風」であるということ。
iPadとパソコンで出来る機能領域が重なってきましたが、
それでも「パソコンの方が便利」、「iPadの方が便利」は存在します。
なので主に何を重視して使用するかを考えてデバイスを選択すべきです。
パソコンを選ぶべき人
では、実際にパソコンを選ぶべき人を考えてみました。
- officeソフトをメインで使用する
- プログラミングを本格的に行う
- 動画編集を本格的に行う
- マルチタスクを行う
- 外部ファイルの操作を頻繁に行う
内容を一つずつご紹介します。
officeソフトをメインで使用する
iPadでもofficeソフトを使用することができます。
しかし、機能によっては制限されている場合もあり、
パソコンと全く同じように使用するのは難しいです。
その為、officeソフト使用ををメインで考えている方は
パソコンを選択すべきです。
プログラミングを本格的に行う
プログラミングもパソコン・iPad両方で行うことができます。
しかし、パソコンで行うほうがより効率的に使用することができます。
iPadではプログラミングソフト(アプリ)の種類が少なく、
その機能もパソコンに比べ劣ります。
また、基本的にiPadではHPのソースコードを確認することができません。
(確認する為のアプリは存在します)
ですので、本格的にプログラミング作業を行いたいのであればパソコンを使いましょう。
動画編集を本格的に行う
動画編集を本格的に行いたい場合は
パソコンの方が便利です。
iPadにも動画編集ソフトは存在しており、
ある程度の動画編集が可能です。
例えばYouTubeにアップするVlogや商品レビューくらいの編集であれば、
iPadのアプリでも全然行えます。
しかし、プロのクリエイターレベルの動画を作成したい場合は
パソコンでの作業が不可欠でしょう。
マルチタスクを行う
iPadでもSplitViewとSlideOverというマルチタスク機能があります。
SplitViewは2画面を表示させる機能、
SlideOverは画面の上に小さな画面を表示させる機能です。
SplitViewとSlideOverを使用して開ける画面サイズは3つになります。
パソコンであれば同時に表示できる画面数も多いですし、
画面の切り替えも簡単に行えます。
効率的にマルチタスクを行うのであれば、
パソコンで作業を行うことをオススメします。
外部ファイルの操作を頻繁に行う
パソコンであれば外部ファイルの操作が容易に行えます。
それはデスクトップ画面の存在と
複数画面を同時に開くことが可能であるからです。
その意味ではiPadは若干劣ります。
まずデスクトップ画面が存在しません。
ファイル管理アプリは存在するので外部データの取り込み、書き出しも可能です。
しかし、パソコンのようにデスクトップ画面に一時置きする事ができないため、
直接ファイルアプリを使って保存する必要があります。
このファイルアプリがパソコンのフォルダー階層画面に比べて
見にくいという点が残念であります。
クラウドストレージではなく、外部ストレージを使用してファイルのやり取りを
頻繁に行う方はパソコンの方が便利かと思います。
iPadを選ぶべき人
続いてiPadを選ぶべき人についてです。
- 頻繁に持ち出す機会が多い
- いろいろな作業を簡易的に行う
- ノートとして使用する
- 視聴機として使用する
こちらも一つずつ説明していきます。
頻繁に持ち出す機会が多い
iPadの長所はなんと言ってサイズが小さく、重量が軽いので持ち運びしやすい点です。
僕はMacBook ProとiPad Proの両方を持っていますが、
基本的に外出する時はiPadを持っていきます。
パソコンに比べると重量が軽く、
タブレットとしても使用できるので、外出先でも色々なシーンに対応できます。
外に持ち出して、様々なシーンで使用したい。そんな人にはiPadはオススメです。
いろいろな作業を簡易的に行う
パソコンでできるコトの大体はiPadでもできます。
ただし、機能は限定される場合があるので、
パソコンで行う作業に比べると簡易的な内容に限られます。
パソコンを選ぶべき人でご紹介した通り、
Office、プログラミング、動画編集等はiPadでも作業可能です。
しかし、より本格的に行いたい場合は
ハード的にもソフト的にもパソコン環境の方がオススメです。
その反面、簡易的な作業であればiPadの方が快適に行えます。
それはiPadが直感的に操作でき、使いたい機能に即座にアクセス可能だからです。
ノートとして使用する
iPadの特徴の一つがApple Pencilを使える事です。
このApple Pencilは非常に優秀です。
僕はiPadとApple Pencilを使用するようになり、
紙のノートを殆ど使用しなくなりました。
iPadのノートアプリは様々存在します。
機能性が優れているモノも多く、
紙のノートを使用するのと同等、もしくはそれ以上の書き心地を得られます。
特に大学生には講義で板書する際にiPadはオススメです。
ノートアプリによっては文字を書く以外にも、
録音機能もあるので講義内容を録音し復習する際に役立ちます。
視聴機として使用する
WEB閲覧や動画視聴、読書等…。
iPadを使用する機会が最も多いのはこれらを視聴する時です。
何よりパソコンと違い、見たいコンテンツに即座にアクセスできます。
まさしく、スマホの快適性を保ったまま画面を大きくしたのがiPadです。
特に動画視聴はスマホでは画面が小さくて目が疲れますが、
iPadであれば快適に視聴することが可能です。
また、タブレットなのでソファやベッドでゴロゴロしながら
視聴することもできるのもメリットです。
まとめ
最後にどんな人がパソコンを購入すべきなのか、
どんな人がiPadを購入すべきなのかを簡単にまとめます。
個人的には
やりたい事が決まっており、本格的に取り組みたい人は
パソコンを購入すべきです。
その後、外出先で作業を行ったり
やりたい事の幅を広げる際にはiPadをサブ機として取り入れるのが最適です。
やりたい事はまだ決まっていないが、様々なことに取り組みたい人は
iPadを購入すべきです。
やりたい事が見つかり、本格的にそれを行いたいと思った時に
パソコンの導入を検討するのが良いと思います。
パソコンもiPadもそれぞれ特徴があります。
その特徴を把握した上で、自分がやりたい事と合わせて検討してみてください。
それではまた!
コメント