iPadは様々なコンテンツ消費に最適なデバイスです。
中でも電子書籍はiPadでの最適なコンテンツ消費の一つになります。
でもいろんな電子書籍アプリ・ストアがある中どれがいいんだろう?
電子書籍アプリ(ストア)は多くの種類が存在しますが
取り扱っている本の種類の多さやジャンル等が異なりそれぞれに特徴があります。
その為、どの電子書籍アプリ・ストアがいいのか迷ってしまいます。
今回の記事では11の電子書籍アプリ・ストアの特徴をご紹介していきます。
ご紹介するそれぞれの電子書籍アプリ・ストアには特徴がありますので
読みたい本によってどれが自分に合うのか参考にしてみてください。
電子書籍アプリ・ストアの選択基準
ひとことで電子書籍といっても様々な種類・特徴があります。
その中から電子書籍アプリ・ストアを選ぶ際の選択基準をご紹介します。
- サブスク型の読み放題か買い切りか?
- 自分が読みたいジャンルの本が豊富か?
- アプリの使い勝手はいいか?
サブスク型の読み放題か?買い切りか?
サブスク型の読み放題タイプは月額料金が発生しますが
そのアプリ内の読み放題対象の書籍に関しては自由に読むことができるので
コスパ良く電子書籍を楽しむことができます。
しかし、読みたい本が取り扱われていない場合もあるので
自分が読みたい本を取り扱っているのかをしっかり確認する必要があります。
また、毎月料金が発生しますので
日常的に読書をしない場合は逆に損をしてしまいます。
買い切りタイプの場合は
自分の欲しい書籍をピンポイントで購入できる点がメリットです。
日常的にそんなに読書はしないけど
読書は電子書籍でという方におすすめです。
逆に読みたい本が多くある場合、
全て購入すると月額サービスよりも
高額になってしまう可能性があるので注意が必要です。
- サブスク型…毎月多くの書籍を読みたい人におすすめ
- 買い切り型…毎月それほど多く書籍を購入しないが電子書籍で読書したい人におすすめ
自分が読みたいジャンルの本が豊富か?
それぞれの電子書籍アプリ・ストアによって
取り扱っている書籍のジャンルが異なります。
例えばKindle Unkimitedであればビジネス書が豊富にありますし
楽天マガジンであれば雑誌のみを取り扱う電子書籍アプリ・ストアになっています。
自分がどんな本を多く読みたいかによって
使う電子書籍アプリ・ストアを検討する必要があります。
自分が読みたい書籍のジャンルが豊富かチェック
アプリの使い勝手は良いか?
iPadで電子書籍を読む際には専用のアプリを使用します。
読書を快適に行うためにはアプリの使い勝手も重要です。
例えば、文字のサイズを変更できたり、
ページを拡大・縮小した際に改ページ位置を
自動的に最適化してくれる機能などは重要です。
また、読書をする際に重要なのが付箋・マーカー機能です。
気になったキーワードにマーカーを引いたりできると便利です。
- アプリの使い勝手によって読書体験が左右される
- 文字サイズの変更や付箋・マーカー機能は特にあると便利
おすすめの電子書籍アプリ11選
それでは実際、どのような電子書籍アプリがあって
それぞれどんな特徴があるのかご紹介していきます。
今回ご紹介するのは次の通りです。
- kindle(Kindle Unlimited)
- 読み放題シーモア
- ブック放題
- BOOK☆WALKER
- 楽天Kobo
- ブックライブ
- ジャンププラス
- マガジンポケット
- マンガワン
- 楽天マガジン
- U-NEXT
おすすめの電子書籍アプリ(読み放題系)
Kindle Unlimited
Kindle UnlimitedはAmazonが提供している電子書籍ストアです。
AmazonPrime会員であれば月額980で約200万冊の本が読み放題になります。
高額なビジネス書を月に1冊でも読む場合は元が取れます。
Kindle Unlimitedと同じような読書サービスに
AmazonのPrimeReadingがありますが、
こちらはAmazonPrime会員の特典という位置づけの為
読むことができる本が少ないです。
とはいえ、Prime会員でれば月額500円で下記サービスも使用できるので
非常にコスパのいいサービスと言えます。
AmazonPrime会員になると利用できるサービスは下記の通りです。
- Amazonで購入した商品の配送料が無料になる
- Amazon music primeが利用できる(一部音楽を無料で視聴できる)
- Prime Reading(一部書籍を読むことができる)
- Prime Photoを利用できる(写真データをクラウド保存できる)
Kindle Unkimitedの特徴はなんといっても取り扱いの本の数です。
他の読書サービスでは存在しないような書籍も
Kindle Unlimitedでは見つけられたりします。
様々なジャンルな本が豊富にありますが、
特にビジネス書は多く取り扱っています。
ただし、雑誌やマンガに関してはそれぞれに特化した読書サービスが存在します。
Kindle Unlimitedは様々な種類の定番書籍を幅広く扱っているという印象です。
Kindle Unlimitedのデメリットは
書籍のダウンロードが 10冊までしか保存できない点です。
一度読んだ本はダウンロード削除しないと
ライブラリがいっぱいで新しい書籍をダウンロードできないので
定期的にライブラリの整理が必要です。
なお、Kindle Unlimitedは
すべての書籍が読み放題になるわけではなく
読み放題対応ではない書籍は別途購入する必要があります。
その際はアプリから購入できない為、
ブラウザで購入する必要があります。
またKindle専用の電子書籍リーダーもあるので
iPad以外でも快適に読書することが可能です。
- 月額980円で約200万冊の本が読み放題(プライム会員)
- ビジネス書の種類が豊富
- ダウンロードしてライブラリ保存ができるのは10冊まで
- Kindle内の全ての書籍が読み放題になるわけではない
- 専用の電子書籍リーダーが存在する
- 書籍購入時はブラウザ経由で行う必要がある
コミックシーモア読み放題
コミックシーモア読み放題は
月額780円もしくは月額1,480円で
マンガや雑誌の読み放題でできる電子書籍アプリです。
月額780円はライトプランで約41,000冊が読み放題、
月額1,480円はフルプランで約103,000冊が読み放題となります。
コミックシーモア読み放題の特徴は
マンガの種類が豊富であることです。
特に女性向けのマンガの種類が豊富です。
また、雑誌やビジネス書も読むことができますが
それほど種類は多くありません。
写真集も読むことができるので比較的大人向けな作品が多いです。
- 料金プランが2種類あるので自身に合ったプランを選択できる
- 女性向けのマンガの種類が豊富
- 大人向けのマンガや写真集も読むことができる
ブック放題
ブック放題はソフトバンクが提供している電子書籍アプリです。
月額550円で約40,000冊の本が読み放題になる
コスパのいい電子書籍アプリです。
マンガと雑誌を多く取り扱っている特徴があります。
特にマンガは実話系やドロドロ系、女性向けの種類が豊富にあります。
ただし、比較的新しい作品は少なく古い作品の方が豊富です。
また、読書中のマンガの配信が終了してしまうと
続きを読むことができないので注意が必要です。
とはいえ、月額550円でマンガと雑誌が読み放題なのは
コスパ抜群でおすすめです。
- 月額550円でマンガ・雑誌が読み放題 女性向け作品が多め
- 配信が終了すると続きが読めない
- 最新刊より若干古い作品が豊富
BOOK☆WALKER
BOOK☆WALKERはKADOKAWA直営の電子書籍アプリです。
読み放題プランは2種類あります。
- 月額836円でマンガ30,000冊以上が読み放題
- 月額836円で小説・ラノベ10,000冊以上が読み放題
BOOK☆WALKERの特徴はKADOKAWA直営ということもあり
KADOKAWA系のマンガ雑誌や単行本、ラノベの種類が豊富であることです。
月刊少年エースやコンプエースなど約90のマンガ誌を読むことができます。
KADOKAWA作品が好きな人や
ラノベを多く読みたい人におすすめの電子書籍アプリです。
しかしアプリの評価はあまり良くありません。
ログインセッションの保持期間が短すぎる為、
高頻度で再ログインを行わなければいけません。
読書中に再ログインを行うのは煩わしいです。
- 月額836円でマンガ30,000冊以上、もしくは小説・ラノベ10,000冊以上が読み放題
- KADOKAWA系のマンガやラノベの種類が豊富
- アプリのログインセッションが短く再ログイン頻度が高い
おすすめの電子書籍アプリ・ストア(買い切り系)
楽天kobo
楽天koboは楽天が提供している電子書籍アプリ・ストアです。
約400万冊を取り扱っています。
また書籍購入時に楽天ポイントが付与されるので
楽天サービスを多く利用している人におすすめの電子書籍ストアです。
また、Kindle同様にiPadだけでなく専用の電子書籍リーダーもあり
快適な読書体験が可能です。
楽天koboは取り扱っている書籍が多く種類も豊富です。
また無料で読めるマンガや小説もあるので
アプリの使用感を試すことも可能です。
デメリットとしてはアプリから書籍の購入ができない点です。
- 400万冊の豊富な書籍を取り扱っている
- 楽天ポイントを貯めることができる
- 無料で読めるマンガや小説がある
- 書籍購入時はブラウザ経由で行う必要がある
- 専用の電子書籍リーダーがある
ブックライブ
ブックライブは凸版印刷グループが運営している電子書籍ストアです。
ブックライブの特徴はTポイントを貯めたり使用することができる点です。
Tポイントをうまく活用したい人におすすめの電子書籍ストアです。
また無料で読むことができる書籍が約20,000冊と非常に多く
購入できる書籍も豊富な種類を取り扱っています。
特にマンガの種類が豊富なのでマンガを中心に読みたい方にはおすすめです。
デメリットはアプリから直接購入ができないことです。
ブックライブは2011年から続いている老舗の電子書籍ストアです。
その為、サービス継続の安定性と信用度が高いので
安心して使用することができます。
- Tポイントを貯める・使用することができる
- 様々な種類の書籍を取り扱っている(約100万冊)
- 特にマンガの種類が豊富
- 無料で読むことができる書籍が豊富にある
- 2011年からサービスが継続しているので安心して使用できる
おすすめの電子書籍アプリ(マンガアプリ)
ジャンププラス
ジャンププラスは集英社の週刊ジャンプを読むことができるアプリです。
アプリから直接ジャンプを購入することもできますし、
月額980円で週刊ジャンプ、ジャンプGIGAを定期購読することもできます。
またジャンププラスでは無料で読むことができる作品が多数あります。
ワンピースや銀魂、ナルトのような人気作品も読むことができます
オリジナル作品も多数あり、
SPYFAMILYのようにジャンププラスから
人気が出てアニメ化された作品もあります。
これらの作品が基本無料で読むことができるのが
ジャンププラスのメリットです。
なお無料で読むことができるのは最新話だけ、
過去の話数はコインを購入しないと読むことができない場合があります。
また、最新話以外の話は一度のみ無料で読むことができ、
再度読む際にはコインが必要な場合もあります。
ジャンププラスの人気作品は
- SPYFAMILY
- 怪獣8号
- ダンダダン
- 道産子ギャルはなまらめんこい
- 忘却バッテリー
などが人気作品でおすすめです。
- 週刊少年ジャンプを電子書籍で読める
- 週刊少年ジャンプの定期購読、1冊買い切りが可能
- 無料で読むことができる作品が多数
- オリジナル作品が人気がでてアニメ化もされることもある
マガジンポケット(マガポケ)
マガジンポケット(以下、マガポケ)は
講談社の週刊マガジンなどを読むことができるアプリです。
週刊少年マガジン、月刊別冊少年マガジン、月刊マガジン、月刊少年シリウスを
雑誌ごと購入して読むことができます。
マガポケの特徴はこれらの雑誌をまるごと購入することもできますし、
雑誌の中で読みたい作品のみ購入することも可能な点です。
マガポケではアプリ内で使用することができるポイントを購入し
そのポイントを使用して雑誌や読みたい作品を購入します。
しかし、ポイントは無料でためることができ尚且つ
そのポイントを使用して有料版の雑誌や作品購入ができます。
しかもこの無料ポイント、1日で最低20~30ポイントは貯まるので
無課金でもマガジン等の最新号の気になる作品を毎週購入することができます。
無料ポイントは広告動画1回視聴すると5~50ポイント入手できます。
広告動画視聴で得られるのは1日3回までです。
またマガポケはオリジナル作品も充実しています。
特に人気なのは以下の通りです。
- イジらないで、長瀞さん
- 薫る花がは凛と咲く
- 可愛いだけじゃない式守さん
- 十字架のろくにん
- 転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
- ギルティサークル
マガポケはジャンププラスよりも青年向け作品も豊富です。
- 週刊少年マガジンなどの雑誌を購入して読める
- 雑誌丸ごとでは無く作品ごとに購入も可能
- 毎日無料ポイントを集めることができる
- 様々なジャンルがあり青年向け作品も豊富
マンガワン
マンガワンは小学館が提供しているマンガアプリです。
小学館から発行されている作品を読むことができます。
マンガワンではライフ・SPライフ・チケットを使用してマンガを読むことができます。
ライフは毎日2回、4枚ずつ(計一日8枚)配布されます。
ただしライフはストックされないので最大で4枚しか所有できません。
SPライフは運営から配布されることが多くストックすることもできます。
初回アカウント登録時に50枚プレゼントされます。
チケットは購入して使用することができます。
チケット購入時にSPライフがおまけで付与されることもあります。
マンガワンでしか読むことができない「ちょい足し」もライフやチケットを消費します
マンガワンでは連載作品が決まった期間で更新されていきます。
または全話を一気に読むことができる「全巻イッキ」というものもあります。
ただし「全巻イッキ」でもチケットは消費しますし、
未完結作品の場合は最新話までの公開になります。
マンガワンで特に人気のある作品は以下の通りです。
- 闇金ウシジマくん
- プロミス・シンデレラ
- 九条の大罪
- 灼熱カバディ
- ブラックガールズトーク&リターンズ
- 出会って5秒でバトル
- 小学館のマンガ作品を読むことができる
- ライフは無料で1日に8枚配布される(ストックは4つまで)
- SPライフは配布されることもあり、ストック可能
- 全巻イッキでまとめて読むことも可能
おすすめの電子書籍アプリ(雑誌系)
楽天マガジン
楽天マガジンは楽天が提供している雑誌読み放題の電子書籍アプリです。
月額572円で約8,000誌が読み放題になります。
雑誌一冊購入するのと変わらない金額で読み放題になるので
非常にコスパの良い電子書籍アプリです。
楽天マガジンは雑誌に特化した電子書籍アプリなのでコミックスは
読むことができません。
またマンガ系雑誌も取り扱っていません。
しかし、月額572円という価格の安さは非常に魅力的です。
定期購読している雑誌が1冊でも楽天マガジンで取り扱っているのであれば
利用して損はありません。
- 月額572円で約8,000の雑誌が読み放題
- マンガ雑誌、コミックスの取り扱いはない
- 雑誌をダウンロードしてオフラインで読むことが可能
おすすめの電子書籍アプリ(その他)
U-NEXT
U-NEXTは他の電子書籍アプリ・サービスとは少し形態が異なり
動画視聴サービスと雑誌読み放題、電子書籍購入サービスが一体となった
サブスクリプションになります。
月額2,189円で約210,000本の動画作品と160誌以上の雑誌が読み放題になります。
月額2,189円はサブスクリプションとしては高額の様に思いますが
毎月1,200円分のポイントが付与されるので実質金額は989円になります。
1,200円分のポイントは書籍の購入や映画のチケット割引に利用することができます。
- 月額2,189円で動画作品と雑誌が見放題
- 毎月1,200円分のポイントが付与
- 毎月付与されるポイントはマンガの購入や映画チケットの割引で使用することができる
まとめ
電子書籍アプリやストアはiPadで利用する際には
非常に利便性が高いのでオススメです。
しかし、多くの種類が存在するのでどれがいいか迷ってしまいます。
今回は11種の電子書籍アプリやストアをご紹介しましたが
まとめると下記の通りになります。
アプリ | 月 額 | 取り扱いの多い書籍の種類 | オススメ層 | オフライン対応 |
kindle(Kindle Unlimited) | 980円 | ビジネス関係 | ビジネス書等を月1冊以上読む人 | あり |
読み放題シーモア | 780円 1,480円 |
女性向けマンガ | マンガを月2冊以上購入する女性 | あり |
ブック放題 | 550円 | 少し古いマンガ | 価格を抑えてマンガを沢山読みたい人 | あり |
BOOK☆WALKER | 836円 | KADOKAWA系のマンガやラノベ | マンガの他ラノベも読みたい人 | あり |
楽天Kobo | なし | ビジネス書からマンガまで幅広く | 読書量は多くないが電子書籍で読書したい人 | あり |
ブックライブ | なし | ビジネス書からマンガまで幅広く | Tポイントを利用している人 | あり |
ジャンププラス | なし | 集英社系のマンガ | ジャンプ系のマンガが好きな人 | なし |
マガジンポケット | なし | 講談社系のマンガ | マガジン系のマンガが好きな人 | なし |
マンガワン | なし | 小学館系のマンガ | サンデーやスピリット系のマンガが好きな人 | なし |
楽天マガジン | 572円 | 雑誌のみ | 定期購読している雑誌が1誌以上ある人 | あり |
U-NEXT | 2,189円 | 雑誌とマンガ幅広く | 動画も電子書籍も楽しみたい人 | あり |
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