夏休みに埼玉県所沢市にある角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。
建築家・隈研吾氏の設計デザインによる圧倒的な存在感を放つ建築と、
図書館や博物館、カフェや食堂などが含まれた複合型施設「ところざわサクラタウン」として
訪れる人々を魅了しています。
本好きな我が家は何度か角川武蔵野ミュージアムには遊びに行っているのですが
改めてその魅力について紹介していきたいと思います。
「角川武蔵野ミュージアム」圧倒的存在感の建築
角川武蔵野ミュージアムを語る上で欠かせないのが、その独特な建築デザインです。
隈研吾氏が設計したこの建物は、
まるで巨大な石を積み上げたかのような外観であり、圧倒的な存在感があります。
建物全体が斜めに切り取られたような形状であり、
どの角度から見ても新たな発見がある構造となっています。
美術館、博物館らしくこの建物自体が大きなアートとなっています。
料金体系と施設案内
角川武蔵野ミュージアムでは入場するエリアによって料金が異なります。
グッズショップや飲食店も存在しますので、自分に合った楽しみ方を見つけられると思います。
有料となるエリアは以下の通りです。
- 1F マンガ・ラノベ図書館
- 4F 本棚劇場
- 4F エディットタウン-ブックストリート
- 4F 荒俣ワンダー秘宝館
- 4F EDIT&ARTギャラリー
- 5F 武蔵野回廊
- 5F 武蔵野ギャラリー
これらの有料エリアは2階の受付でチケットを購入することができます。
詳細は角川武蔵野ミュージアム公式HPを参照してください。
今回、私は会社の福利厚生で割引チケットをいただくことができたので
家族四人(大人二人、小学生一人、未就学児一人)で1,500円で全てのエリアを周ることができました。
1F マンガ・ラノベ図書館
1階のマンガ・ラノベ図書館では
KADOKAWAのマンガ・ラノベを読み放題で楽しむことができます。
マンガ・ラノベ図書館は2階構造になっており、
1階はマンガが所蔵されており、2階はラノベが所蔵されています。
マンガ喫茶とは異なる点は「図書館」なので一度入室しても再入場可能で、
閉館時間の18時まで時間を気にせず楽しむことができるのが魅力です。
また、図書館内にはKADOKAWA作品のフィギュアが展示されており、ファンには堪らない空間だと思います。
4F 本棚劇場
角川武蔵野ミュージアムで最も有名なのが4階の本棚劇場かもしれません。
なんといっても2020年の紅白歌合戦でYOASOBIが歌った舞台がこの本棚劇場です。
約8メートルの巨大な本棚は圧巻です。本棚には実際に約20,000冊の本が所蔵されています。
また、本棚「劇場」ということで20分に一度、
「本と遊び、本と交わる」がコンセプトのプロジェクションマッピングが上映されます。
動画は撮影できませんが写真は撮影OKですので、その圧巻の映像を写真に収めることができます。
4F エディットタウン-ブックストリート
本棚劇場と同じフロアにはエディットタウンがあります。
まさに「本の街」のような雰囲気で、様々な種類の本が展示されています。
本の所蔵がまるでアートのように感じられ、自分もこんな本の保管をしてみたいと思わさせる空間となっています。
こちらも写真撮影が可能ですので、撮影している方が多くいました。
普段はお目にかかれないような本も存在しますので、本好きには堪らないですね。
4F 荒俣ワンダー秘宝館
エディットタウンの一角に荒俣宏氏監修の「荒俣ワンダー秘宝館」が存在します。
「想像力」や「アニマ」の見せ方のこだわった展示らしく、資格と感覚で楽しめる多種多様な展示品が集結しています。
実際に触れることができる展示なので、子ども達も興味津々で楽しんでいました。
4F エディットアンドアートギャラリー
4階にはエディットアンドアートギャラリーも併設されています。
現代アート作品を中心に様々なジャンルの、様々なものを展示するアートギャラリーとなっています。
訪れる時期によって展示内容は様々なので事前に公式HPで確認するのをおすすめします。
私が見学した際には
「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.3 高山辰雄ー存在追憶 限りなき時の中にー」が開催されていました。
5F 武蔵野回廊
5階には角川武蔵野ミュージアムがある「武蔵野エリア」に関する書籍や資料が展示されている武蔵野回廊があります。
民俗学者で「武蔵野学」を提唱している赤坂憲雄氏が
「雑木林」「郊外」「川」「ハケ」「旅」「新田開発」「移民」というテーマで集めた書籍や資料が展示されています。
5F 武蔵野ギャラリー
公式HPには「武蔵野ギャラリー」について、武蔵野の関することや、
様々なカルチャーに関するものを展示していると紹介していますが、
私が訪問した際には大きなクッションでくつろげる空間になっていました。
これはこれで、面白い仕掛けだと思いますので、
歩き疲れた際に休憩場所として活用することができそうです。
なお、5Fへは本棚劇場のから階段で繋がっており、
その階段にも様々な本の展示がされています。
ところざわサクラタウン
角川武蔵野ミュージアムは基本的に有料エリアとなりますが、
ところざわサクラタウンにはショップやカフェ、食堂など他にも見所が多くあります。
角川食堂は「角川食堂ブレンドカレー」が看板メニューで
スパイスが効いた本格的なカレーが美味しくいただけます。
2024年9月2日までは「夏のご褒美ビュッフェ」開催中です。
他にもKADOKAWA関連のグッズと取り扱った「ダヴィンチストア」や
小さいながらもさつまいもを使用したオリジナルスイーツが魅力の「KadoCafe」などもありますので
角川武蔵野ミュージアムも含めてところざわサクラタウンで楽しむことができると思います。
今回は角川武蔵野ミュージアムの魅力を紹介しましたが、
本好きな方であればその魅力に取り憑かれること間違いなしだと思いますので
ぜひ足を運んでみてください。
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