M5 iPad Proの概要

デザイン面では前モデルよりさらに薄く、12.9インチモデルでわずか5.0mmという驚異の薄さを実現。手に取った瞬間にわかる軽さと高級感は、まさに「究極のiPad」という印象です。カラーはシルバーとスペースブラックの2色展開で、背面の仕上げもよりマットになり、指紋がつきにくい仕様に。
全体的により洗練された印象を受けます。
M5チップの実力:CPU15%高速化、AI性能は3.5倍に

Appleによると、M5チップはM4と比べてCPU性能が最大15%向上し、AI処理(Neural Engine)は3.5倍高速化。
M1世代から見れば、AI性能はなんと約5.6倍に達します。GPU性能も向上しており、4K動画のカラーグレーディングやLumaFusionでのマルチトラック編集も快適。
特にAIを活用した自動カラー補正や被写体検出などの処理が格段に速くなっています。また、メモリ帯域幅が30%広がり、より多くのアプリを同時に扱えるようになった点も見逃せません。
クリエイターや映像編集者にとって、M5 iPad Proはまさに“デスクトップ級の処理性能”をモバイルで実現しています。
ディスプレイはUltra Retina XDRに進化 ― Tandem OLED技術採用

今回のM5 iPad Proで最も目を引く進化は、新ディスプレイ「Ultra Retina XDRディスプレイ」です。
このディスプレイにはTandem OLED技術が採用され、2枚のOLEDパネルを重ねることで、明るさ・コントラスト・色再現性が飛躍的に向上しました。
ピーク輝度はHDR時で1600ニト、全画面でも1000ニトを実現。
黒の締まりと白の輝きの差がはっきりしており、映像の立体感が圧倒的です。
写真や動画編集だけでなく、映画やドラマを観る際の没入感も格段にアップしました。
もちろん、ProMotion(120Hz可変リフレッシュレート)やTrue Tone、P3広色域にも対応。
Appleが誇る最高峰の表示技術が、この薄さの中に凝縮されています。
新しいApple Pencil Proとアクセサリ対応

M5 iPad Proは、Apple Pencil ProおよびApple Pencil(USB-C)に対応しています。
従来の「第3世代」などの表記はなく、Apple Pencil Proとして位置付けられています。
Apple Pencil Proでは、ペン軸の回転検知機能や触覚フィードバックにより、描き心地が格段に向上。
ペン先の微妙な動きまで認識するため、デザイン・イラスト制作において精度の高い作業が可能になりました。
また、ジェスチャー操作のレスポンスも向上しており、まさに“デジタル鉛筆”と呼ぶにふさわしい完成度です。
さらに、Smart Keyboard FolioやMagic Keyboardも新しいデザインに刷新され、トラックパッドの精度やキーストローク感も改善されています。
作業効率を重視するユーザーには嬉しいアップデートです。
カメラ・オーディオ・バッテリーの改善点
カメラ性能は大幅な変化はありませんが、新しいイメージシグナルプロセッサ(ISP)によって、夜間撮影時のノイズ低減や色再現が改善。
また、センターフレーム機能を活かしたビデオ通話もより自然な画角に。
スピーカーは、筐体の薄型化にもかかわらず音圧が増し、立体的なサウンドを維持。
Dolby Atmos対応のコンテンツを視聴すると、その迫力に驚かされます。
バッテリー駆動時間はM4モデルと同等の最大10時間をキープしながら、より効率的な電力制御を実現しています。
M4 iPad Proからの進化ポイントまとめ
| 比較項目 | M4 iPad Pro | M5 iPad Pro |
|---|---|---|
| チップ | M4チップ | M5チップ(CPU+15%、AI3.5倍) |
| ディスプレイ | Ultra Retina XDR(Tandem OLED)※12.9のみ | 全モデルUltra Retina XDR(Tandem OLED) |
| 薄さ | 約5.3mm | 5.0mm(12.9インチ)/5.2mm(11インチ) |
| Neural Engine | 16コア | 16コア(AI最適化強化) |
| Apple Pencil対応 | Pencil Pro対応 | Pencil Pro/USB-C対応 |
| 発売時期 | 2024年5月 | 2025年10月 |
特にディスプレイとチップの進化が大きく、動画編集・写真編集を行うユーザーにとっては確実に恩恵を感じられる内容です。
買い替えるべきか?利用スタイル別に考える
① クリエイター・映像編集者なら「買い替えOK」
LumaFusionやDaVinci Resolve、Final Cut Pro for iPadを日常的に使っている方は、M5チップの処理性能向上とOLEDの表示精度が大きなアドバンテージになります。
特にHDR動画編集を行う場合は、Ultra Retina XDRディスプレイの恩恵が圧倒的。
② ビジネスユーザーなら「余裕があれば」
文書作成やオンライン会議、資料閲覧が中心なら、M4モデルでも十分な性能です。
ただし、ペン入力や高精度な表示を重視する場合は、M5モデルに乗り換えるメリットはあります。
③ 一般ユーザーは「M4のままでもOK」
動画視聴やメモ用途が中心なら、M4モデルとの差は体感しにくいでしょう。
買い替えを検討するなら、ストレージ容量やアクセサリの更新を優先したほうが満足度が高いかもしれません。
正直、大抵のユーザーはM4iPad Proでも問題なく多くのタスクをこなすことができますので
無理に買いえる必要はないでしょう。
私も今回はM5iPad Proは見送ることにしました。
まとめ:M5 iPad Proは「本気の人のための1台」
M5 iPad Proは、見た目の進化よりも中身の完成度が光るモデルです。
AI処理性能、ディスプレイ品質、アクセサリ連携のすべてが洗練され、iPadを本格的な制作ツールとして使いたい人に最適。
一方で、普段使いのユーザーにとってはオーバースペックな部分もあるため、自分の用途に応じた判断が重要です。
もし「iPadで本格的に仕事やクリエイティブをしたい」と思っているなら、M5 iPad Proは間違いなく2025年最強の選択肢です。
当ブログではiPadなどのガジェットやツール、アプリを快適に使用するための情報を発信しています。
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